2018（庭の中に佇む住まい）・村上市・戸建住宅［新築］

木づかい建築コンペ応募作品集

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「森や木」への想い

構造部への活用は強度から問題なく当たり前に使う。むしろ、内装材としていかに美しくスマ－トに見せるかを考えディテ－ルします。床壁天井の内装材として節のない越後杉をスマ－トに見せ、変化の欲しい勾配天井の素材はリブ付き越後杉の板を使い空間を演出しています。

「地域」への想い

建築場所は周囲が里山に囲われた静かな地域、実家の隣での増築で現況の景観と生活を脅かさない優しい建物を設計し周囲の環境に溶け込むデザインとしています。構造及び内装材の越後杉材は村上地区の材料をあえて使い、ウッドマイレージを意識し環境負荷をできる限り掛けない住まいとしています。

「建築」への想い

パノラマ眺望が美しい「庭の中に佇む住まい」。大きな窓は、四季折々の草花が覗き、心地よい光と風を屋内へ。その自然の力は土間や吹き抜けを通じ、越後杉をはじめとする自然素材で構築された空間を循環。変わらぬ居心地と、移ろう日々。それを教えてくれる自然に感謝する、美しい住まいです。