木づかい建築コンペ応募作品集
田舎の風景に同化する住宅
建築物データ
所在地 | 新潟県魚沼市 |
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建築用途(種別) | 住宅[新築] |
延床面積 | 109.06㎡ |
木材データ | 木材使用量22.2㎥ |
コンペ応募年度 | 2019年 |
応募者データ
「森や木」への想い
私は65歳、大工歴48年、経営歴33年、一環として在来工法で仕事をしています。
とにかくクロス貼りにせず可能な限り木を使う住宅にこだわっています。木は夏涼しく、冬暖かく、結露も防ぎ、病原菌も近寄らず、精神も安定させます。木を多く使用するためには予算的にクロスより高いとお客様の負担になりますので、全国から安い壁板を仕入れて使用します。しかし最近では地元の魚沼杉の使用もおおくなりました。なによりも調湿効果に富んでいますので木を多く使用した家が最高です。
とにかくクロス貼りにせず可能な限り木を使う住宅にこだわっています。木は夏涼しく、冬暖かく、結露も防ぎ、病原菌も近寄らず、精神も安定させます。木を多く使用するためには予算的にクロスより高いとお客様の負担になりますので、全国から安い壁板を仕入れて使用します。しかし最近では地元の魚沼杉の使用もおおくなりました。なによりも調湿効果に富んでいますので木を多く使用した家が最高です。
「地域」への想い
私は40歳代のころ地元の生産森林組合の理事を7年させていただき、その後魚沼市の森林整備委員会の役員を11年させていただきました。その経験は地元産材木の利用促進の意識が高まりました。建築組合や魚沼市のイベントでは魚沼杉の木工体験の企画などをする機会も増えてきました。雪国の建築文化と技術を継承するために若い世代に指導しております。しっかりとした材木で百年住宅を建てていくことの必要性を訴えながらオンリーワンの住宅造りをしてまいります。
「建築」への想い
先に記したように50年近く在来工法の大工をしています。一度もプレカットをすることなく手加工しております。しかし仕口加工機は30年前から使い強度は維持しております。ハウスメーカーとは一線を画し実用性に富んだ住宅造りにこだわっています。かつては大きい住宅が多かったのですが、最近では小さな家が多くなってきましたので、動線の効率化が求められていますが、長い経験からお客様に滴足していただける提案をしていると自負しております。施主が後悔しない住宅造りに励みます。