木づかい建築コンペ応募作品集
新潟県産材で大工が造るP&B(ポストアンドビーム)
建築物データ
所在地 | 新潟県魚沼市 |
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建築用途(種別) | 専用住宅[新築] |
延床面積 | 143.52㎡ |
木材データ | 木材使用量51.210㎥ |
コンペ応募年度 | 2019年 |
応募者データ
- 名称
- 株式会社カネマタ工務店
- 住所
- 新潟県魚沼市湯之谷芋川438
- 電話
- 025-792-2560
- FAX
- 025-792-7102
- メール
- k-support@kanematak.com
「森や木」への想い
「木」は切りだし加工された後でも呼吸する自然素材、住まい手が触れて自然の温かみを感じられることから内装、外装共に触れて楽しめる位置に使用
内部の丸太柱は最大で直径35cm長さ8m、家の中心に設けP&Bの醍醐味と地産地消の満足感を見て、触って味わい、木特有のひび割れまでも家の歴史として家人とともに刻んでいく
内部の丸太柱は最大で直径35cm長さ8m、家の中心に設けP&Bの醍醐味と地産地消の満足感を見て、触って味わい、木特有のひび割れまでも家の歴史として家人とともに刻んでいく
「地域」への想い
地元魚沼に丸太を扱うことが得意な材木屋さんがいてくれたことから丸太材の調達、甲丸板の加工が可能になった。
北米材を輸入して北米の加工仕口で建て方までも北米のやりかたで行うP&B、地元で育った丸太を使い大工の伝統仕口で施工できたことは御施主様の御理解があってこそ、手探りで挑んだが地域の力と大工の技術で完成できたことは自信になりました
北米材を輸入して北米の加工仕口で建て方までも北米のやりかたで行うP&B、地元で育った丸太を使い大工の伝統仕口で施工できたことは御施主様の御理解があってこそ、手探りで挑んだが地域の力と大工の技術で完成できたことは自信になりました
「建築」への想い
夏は酷暑、冬は湿った雪が着雪する魚沼の自然環境、P&Bといえども厳しい地域環境から守る独自の工夫が必要となる。GWを詰め込むのみで丸太さえ見えればOKの北米型P&Bは地域環境にそぐわず、細かい要望も北米の代理店では受け付けてもらえない、住宅はシェルターであるべきで構造、断熱、換気、に充分取り組む必要がある。また、収納や動線、手入れのし易さも必須、住宅はそうあるべきである。