木づかい建築コンペ応募作品集
T様邸リノベーション工事
建築物データ
所在地 | 新潟県新潟市中央区 |
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建築用途(種別) | 住宅[改修] |
延床面積 | 34.78㎡ |
コンペ応募年度 | 2020年 |
応募者データ
「森や木」への想い
新潟大火(1955年)の頃には建っていたという住宅が居住者が不在になったため解体されてしまうところだった。
解体を依頼された工務店が年代的に価値があるのにみすみす解体されるのは勿体無いと、解体せずにそのまま住み続ける意志のある購入者を探し、既存のまま活かされることに至った。もともとは廻船問屋の事務所で佐渡から木材を運び建てたと聞いた。
建具は当時のまま使われていた、畳が敷かれていたがそれを上げてみるとその下には当時使われていた12尺の床材が敷いてあり出来るだけそのまま活用できるように設計しようと考えた。
解体を依頼された工務店が年代的に価値があるのにみすみす解体されるのは勿体無いと、解体せずにそのまま住み続ける意志のある購入者を探し、既存のまま活かされることに至った。もともとは廻船問屋の事務所で佐渡から木材を運び建てたと聞いた。
建具は当時のまま使われていた、畳が敷かれていたがそれを上げてみるとその下には当時使われていた12尺の床材が敷いてあり出来るだけそのまま活用できるように設計しようと考えた。
「地域」への想い
当時の礎町の付近はとても栄えていたと近所の方に伺った。しかし昨今、高齢化が著しい。
高齢化に伴う空き家の数も急増している。
元々の新潟の繁華街が廃れていくのは新潟の文化の衰退に等しい。
礎町は徒歩圏内に万代に古町もあるためとても便利である。徒歩で行動できるという利便性を知ってもらいもっと多くの人に住んでもらいたい、今回の案件がそのきっかけになって欲しい。
高齢化に伴う空き家の数も急増している。
元々の新潟の繁華街が廃れていくのは新潟の文化の衰退に等しい。
礎町は徒歩圏内に万代に古町もあるためとても便利である。徒歩で行動できるという利便性を知ってもらいもっと多くの人に住んでもらいたい、今回の案件がそのきっかけになって欲しい。
「建築」への想い
水廻りなど劣化の葉がしい箇所は改修したが、建具や木製サッシなど補修程度で使えるものは出来るだけ活かした。
また、間取りも新たな居住者に合わせて変更したが、新たに追加した木材も既存の色に合わせて塗装している。
また、間取りも新たな居住者に合わせて変更したが、新たに追加した木材も既存の色に合わせて塗装している。