木づかい建築コンペ応募作品集
風景と暮らす池畔の家
建築物データ
所在地 | 新潟県上越市国府 |
---|---|
建築用途(種別) | 戸建て住宅[新築] |
延床面積 | 123.23㎡ |
木材データ | 木材使用量39.98㎥ |
コンペ応募年度 | 2020年 |
応募者データ
- 名称
- 株式会社暮らしの工房[設計・施工]
- 住所
- 新潟県上越市国府3-6-35まほろば2-A
- 電話
- 025-512-7546
- FAX
- 025-512-4182
- メール
- kurashiko@kurashinokobo.com
「森や木」への想い
木は経年変化する材料だと思い、その特性を活かして建築に利用することを常に考えている。
経年変化が時間を纏い、暮らしに落ち着きと深みを与えてくれる。
暮らしを豊かにしていく一つの要素として木をふんだんに活用していこうと考えている。
主に使う素材は杉が多く、使う理由としては日本で非常に多くあり、普遍性が高い材料といえるから。
身近な地域材であることがいいとは思うが、現在は日本全体で普遍的に手に入る杉材という位置づけで木材利用している。
経年変化が時間を纏い、暮らしに落ち着きと深みを与えてくれる。
暮らしを豊かにしていく一つの要素として木をふんだんに活用していこうと考えている。
主に使う素材は杉が多く、使う理由としては日本で非常に多くあり、普遍性が高い材料といえるから。
身近な地域材であることがいいとは思うが、現在は日本全体で普遍的に手に入る杉材という位置づけで木材利用している。
「地域」への想い
風景と暮らす池畔の家が建つ環境は歴史ある神社仏閣が多数存在し、古い街道の名残や池、豊かな自然が残る歴史情緒あふれる環境にある。そんな豊かな風景を存分に取り込みながら暮らすための家というのがこの住まいのコンセプトであり、その住まいがまた、風景の一部となり景観形成へ寄与するデザインを心掛けた。
周辺にある切妻屋根の小さな農小屋からデザインを踏襲して、外装は無塗装の杉板を選択。
時間とともに経年変化していく素材を用いることで、歴史ある周辺環境の時間を纏いながら、周囲の風景、時間と同化していく建築をつくることで、地域の風景となる家づくりを目指している。
また、建物廻りに豊かな植栽環境を配置することで、まちに対して緑を提供しながら、周辺の自然環境との共存と豊かな暮らしを手に入れている。
周辺にある切妻屋根の小さな農小屋からデザインを踏襲して、外装は無塗装の杉板を選択。
時間とともに経年変化していく素材を用いることで、歴史ある周辺環境の時間を纏いながら、周囲の風景、時間と同化していく建築をつくることで、地域の風景となる家づくりを目指している。
また、建物廻りに豊かな植栽環境を配置することで、まちに対して緑を提供しながら、周辺の自然環境との共存と豊かな暮らしを手に入れている。
「建築」への想い
風景と暮らす池畔の家の敷地は平行のない不整形な敷地と1.2mほどの高低差をもつ癖のある敷地。
少し癖のある敷地に対して抗わず、敷地向かいの池の形状に対して軸線を2つ持つ建物形状としている。
2つの軸を持つことで池畔の風景を家の中に存分に引き込むことが可能になり、豊かな風景を取り入れて暮らすというコンセプトを実現している。
敷地の高低差に対しては強引な造成を行わずに元々の地形を活かしながら緩やかに高低差を解消。高低差に対して円形のテラスを用いて建物と外部を結びつける装置を設けた。
効果的に設けた大きな開口により、池畔の風景をそれぞれの居場所に引き込みながら、自然豊かな暮らしを手に入れた。
少し癖のある敷地に対して抗わず、敷地向かいの池の形状に対して軸線を2つ持つ建物形状としている。
2つの軸を持つことで池畔の風景を家の中に存分に引き込むことが可能になり、豊かな風景を取り入れて暮らすというコンセプトを実現している。
敷地の高低差に対しては強引な造成を行わずに元々の地形を活かしながら緩やかに高低差を解消。高低差に対して円形のテラスを用いて建物と外部を結びつける装置を設けた。
効果的に設けた大きな開口により、池畔の風景をそれぞれの居場所に引き込みながら、自然豊かな暮らしを手に入れた。