2017（下門前保育園）・上越市・保育園［新築］

木づかい建築コンペ応募作品集

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「森や木」への想い

構造材、造作材、外装材、内装材、内部木製建具のほとんど全てに新潟県産材を使用し、その産地も上越地域材が96％を占めています。木材の地産地消費にこだわって材料を採用し、地域の林家が長い年月をかけて育てた木材の、晴れ舞台として採用しました。

「地域」への想い

大断面集成材も一部に用いていますが、特定メーカーの工法によらずに地元の建築会社で建設できるよう、在来工法での設計としています。また当園の３年前に同じ設計者にて建設した保育園が隣接していることから、その隣接保育園と意匠を合せて計画し、群としての建築デザインの統一を図りました。

「建築」への想い

当園の３年前に隣接地に建設した木造保育園で、冬季のインフルエンザによる休園児数が他の保育園に比べ明らかに少なかったことから、この保育園も木造で建設することになりしました。幼児期が過ごす建物として、園児の感性を少しでも刺激できればと考え、円弧状の平面と、架構も見せるなど空間に変化をもたせてあります。