2018（猫と暮らす宙に浮く階段のある住まい）・新潟市・戸建住宅［新築］

木づかい建築コンペ応募作品集

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「森や木」への想い

構造部への活用は当たり前に使う。内装建材として越後杉を普通に使い、変化のあるリブ付き越後杉の板をデザイン制作し勾配天井に使用。ブナの集成材を敢えて製作し特徴ある階段材として使用しています。越後杉の柔らかさとブナ材の適度な硬さを適材適所に設計してみました。

「地域」への想い

建築場所は下町の雰囲気漂う住宅密集地。シンプルな平屋建て的なかたちとし、周囲の景観に溶け込むよう配慮しています。準防火地域でありながら、規制を回避しつつ、玄関付近は越後杉とブナ（スノービーチ）の自然素材を施し、下町の優しい人々と風土に溶け込む木の家をデザインしています。

「建築」への想い

施主一人と猫が暮らす住まい。ほぼ平屋でロフトのような2階は猫の隠れ場所でありクライアントの趣味空間でもある。そこには、リビングから上がる階段で片持ち構造の宙に浮いたような階段デザインとすることで、空間を損なわない。対面には猫専用階段も設置。人と猫が楽しく暮らす住まいです。