木づかい建築コンペ応募作品集
下条町の家
建築物データ
所在地 | 新潟県阿賀野市 |
---|---|
建築用途(種別) | 住宅[新築] |
延床面積 | 86.12㎡ |
コンペ応募年度 | 2022年 |
応募者データ
- 名称
- 宮﨑建築株式会社[施工]
- 住所
- 新潟県阿賀野市下一分1421
- 電話
- 0250-63-0235
- FAX
- 0250-62-3208
- メール
- naoya@miyazakikenchiku.com
「森や木」への想い
ウッドショックの影響が大きい時期の工事の計画となり、まずは材料の手配に苦心した。
そんな中、普段から取引のある地域の仕入れ先、製材所の配慮で無事計画を進めることが出来た。
近くの山にたくさんの木があるということがこんなにも頼もしいことかと再認識した。
「下条町の家」の若い施主にも木の魅力を知ってもらうことが、この先の森林資源の活用、持続可能性につながると考え
普段から目に触れる外装材、直接肌に触れる内装材にも積極的に木材を使用した。
そんな中、普段から取引のある地域の仕入れ先、製材所の配慮で無事計画を進めることが出来た。
近くの山にたくさんの木があるということがこんなにも頼もしいことかと再認識した。
「下条町の家」の若い施主にも木の魅力を知ってもらうことが、この先の森林資源の活用、持続可能性につながると考え
普段から目に触れる外装材、直接肌に触れる内装材にも積極的に木材を使用した。
「地域」への想い
施主の父君が瓦葺き職人であることもあり、建築計画の当初から屋根は瓦と決めていた。
素材は当住宅の建築地、阿賀野市産の「安田瓦」を選んだ。
外壁材には新潟県産の杉板を使用。
「安田瓦葺き」も「杉板外壁張り」も地域の職人の技術なしには成立しない。
積極的に活用をすることで素材・技術の継承にもつながると考える。
それぞれを品よく纏った下条町の家は一目で新潟の家であることが分かる。
年数を重ねるごとに味わいを増す外観が地域の景観に好影響与えていくことを楽しみにしている。
素材は当住宅の建築地、阿賀野市産の「安田瓦」を選んだ。
外壁材には新潟県産の杉板を使用。
「安田瓦葺き」も「杉板外壁張り」も地域の職人の技術なしには成立しない。
積極的に活用をすることで素材・技術の継承にもつながると考える。
それぞれを品よく纏った下条町の家は一目で新潟の家であることが分かる。
年数を重ねるごとに味わいを増す外観が地域の景観に好影響与えていくことを楽しみにしている。
「建築」への想い
敷地の中央に水路があるため出来るだけ小さな家とする必要があった。
26坪の床面積の中で「いかに広く感じられるか。伸び伸び暮らせるか。」を検討。
浴室・サニタリーなどの水まわりを2階に配置することで1階リビングの広さを確保した。
個室からサニタリーが近く、衣類を収納する動線が短くなり家事負担も減る。
1階はほぼワンルームのLDK、間口が2間とややタイトだが「水平連続窓」や『梁表し天井』で広がりや奥行を作り出している。
高基礎とすることで床下空間を確保し、床下の一部を収納としている。
26坪の床面積の中で「いかに広く感じられるか。伸び伸び暮らせるか。」を検討。
浴室・サニタリーなどの水まわりを2階に配置することで1階リビングの広さを確保した。
個室からサニタリーが近く、衣類を収納する動線が短くなり家事負担も減る。
1階はほぼワンルームのLDK、間口が2間とややタイトだが「水平連続窓」や『梁表し天井』で広がりや奥行を作り出している。
高基礎とすることで床下空間を確保し、床下の一部を収納としている。