木づかい建築コンペ応募作品集
雁木造りの家
建築物データ
所在地 | 新潟県燕市 |
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建築用途(種別) | 住宅[新築] |
延床面積 | 131.37㎡ |
木材データ | 木材使用量37.6076㎥ |
コンペ応募年度 | 2022年 |
応募者データ
- 名称
- 株式会社 丸山組[設計・施工]
- 住所
- 新潟県燕市白山町3-32-40
- 電話
- 0256-62-4420
- FAX
- 0256-63-3920
- メール
- yasui@maruyamagumi.com
「森や木」への想い
幼い頃は「木」の持つ温かみや優しさを家や学校などあらゆるところで感じていた。
大人になると「木」そのものに触れる機会も減り、身近に感じることも少なくなった。
しかし「木」に意識して触れることでその温もりや香りを感じ、懐かしさをおぼえる。
この懐かしさこそが幼い頃の安心感だと気づき、住宅にとり入れたいと思った。
大人になると「木」そのものに触れる機会も減り、身近に感じることも少なくなった。
しかし「木」に意識して触れることでその温もりや香りを感じ、懐かしさをおぼえる。
この懐かしさこそが幼い頃の安心感だと気づき、住宅にとり入れたいと思った。
「地域」への想い
燕といえば金属の町である。
カトラリーを始めとする金属製品は世界にも広く知られたものである。
一説によるとその原点は江戸時代に始まった和釘づくりであるという。
釘という木造に欠かせないものが産業の始まりであるということには不思議なつながりを感じる。
カトラリーを始めとする金属製品は世界にも広く知られたものである。
一説によるとその原点は江戸時代に始まった和釘づくりであるという。
釘という木造に欠かせないものが産業の始まりであるということには不思議なつながりを感じる。
「建築」への想い
外壁に用いた杉の木質サイディング、軒先の垂木・柱・梁、フェンスの杉板。
それらに酸化鉄を利用した保護剤を採用することで厳しい環境から守りつつ経年による表情の変化が楽しめる。
屋内の梁と天井を表すことで木の持つ温かさと優しさが感じられる。
それらに酸化鉄を利用した保護剤を採用することで厳しい環境から守りつつ経年による表情の変化が楽しめる。
屋内の梁と天井を表すことで木の持つ温かさと優しさが感じられる。