木づかい建築コンペ応募作品集
経験を活かした現世に残る家
建築物データ
所在地 | 新潟県新発田市 |
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建築用途(種別) | 住宅[新築] |
木材データ | 木材使用量1300㎥ |
コンペ応募年度 | 2019年 |
応募者データ
「森や木」への想い
新潟県産材を95%以上使用。地域の木材を使う事でウッドマイルズの取組みを行っております。木は種ごとの特徴を利用し、適材適所に樹種を変えています。この建築物の特徴の1つとして、雪国・新潟県特有の曲がり木を用いていることが挙げられます。曲がり木を使うことによって、木の力強さや構造に独特な風合いを持たせ、まるで木と建築物が生きているかのような不思議な空間に生まれ変わるのです。
「地域」への想い
木材は建てる場所の50km県内のものが地域風土に合って良いといわれており、地場の材料を使用することは、建物を長持ちさせるのに大切なことです。だからこそ、地場産木材を豊富に使用し、また次の木が育つまでの100年以上持つよう地元の伝統工法を用いて、丈夫で風土に根差した建築物になりました。
「建築」への想い
見ただけで、住む人の顔が浮かぶ家。
施主様の要望や敷地、採光、通風、そして木造の性質などといった多くの条件を満たし、施主様・設計者・大工の三者が「造りたい」と思う設計ができるまで話し合い、詰めていきます。三者の想いの共有により、家が自然と施主様の顔になります。また、この建築物は曲がり木を活かす地元の伝統工法を受け継いだ大工の職人技によって、金物を使わずに組まれています。
施主様の要望や敷地、採光、通風、そして木造の性質などといった多くの条件を満たし、施主様・設計者・大工の三者が「造りたい」と思う設計ができるまで話し合い、詰めていきます。三者の想いの共有により、家が自然と施主様の顔になります。また、この建築物は曲がり木を活かす地元の伝統工法を受け継いだ大工の職人技によって、金物を使わずに組まれています。