2016（越後杉の梁と大黒柱が支える丈夫で快適な家）・五泉市・住宅［新築］

木づかい建築コンペ応募作品集

「森や木」への想い

梁・柱はもとより、ほぼ全ての材料に地元越後杉をふんだんに使用。お客様へ産地が分かる「安全・安心」な住宅作りの提案を行った。
天井の曲り梁は、大工自ら山に入り立木の姿を確認し、厳選した木材を使用。
また、補助金を活用することにより建設時のお客様負担の軽減を図った。

「地域」への想い

一貫して地元の材木店から越後杉を仕入れており、信頼関係が構築されている為、より地域の風土に合った「県産越後杉」を安定的に供給を受けることが出来ている。
本住宅に使用した「太い梁」や、「8寸の大黒柱」の材料も、そういった信頼関係の中から、素晴らしい材料を優先的に納入していただいた。

「建築」への想い

コンセプトは「空気の流れがある快適な現代風古民家」
広いリビングダイニングキッチンに薪ストーブを設置、大きく開放的な吹き抜けからは家中に暖かい空気が循環する「薪ストーブ1台で家中が暖かい家」、及び風の通り道を確保する為、3方向に掃出し窓を配置し、「夏でも風が抜ける涼しい家」を考え設計を行った。