木づかい建築コンペ応募作品集
町家複合施設「兎に角 -Tonikaku-」
建築物データ
所在地 | 新潟県上越市仲町 |
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建築用途(種別) | 複合用途(飲食店・事務所)[改修] |
延床面積 | 173.5㎡ |
木材データ | 木材使用量2㎥/80㎡ |
コンペ応募年度 | 2020年 |
応募者データ
- 名称
- 合同会社ニトデザイン&リビルド[設計・施工]
- 住所
- 新潟県上越市仲町4-3-14
- 電話
- 025-520-9105
- FAX
- 025-520-9106
- メール
- nito.design.rebuild@gmail.com
「森や木」への想い
野菜などは地産地消という言葉が普通になったが、建築でも地産地消を推奨したい。
今回は地元で取れた木を使うことにより、少しでも林業にお金が回り、山を守ることができないかと考え、地元で取れたブナの木(スノービーチ)を使い、床板に加工し使用した。
名立区不動生産組合に協力いただき、上越地域で初めてであろうスノービーチのフローリング仕上げを実現した。
事務所の来客者に見てもらうことにより、少しでも知名度を上げることができれば、地元産木材の利活用促進に繋がると考えている。
今回は地元で取れた木を使うことにより、少しでも林業にお金が回り、山を守ることができないかと考え、地元で取れたブナの木(スノービーチ)を使い、床板に加工し使用した。
名立区不動生産組合に協力いただき、上越地域で初めてであろうスノービーチのフローリング仕上げを実現した。
事務所の来客者に見てもらうことにより、少しでも知名度を上げることができれば、地元産木材の利活用促進に繋がると考えている。
「地域」への想い
本建物は高田地区の雁木通り沿いに建つ町家をリノベーションした。高田の雁木通りの総延長は日本一であるが、空き家化が進み、雁木も壊されて歯抜けが目立つようになっている。
高田地区の遺産でもある雁木通りがなくなるのを食い止めるために、昔ながらの町家を活かし、いろいろな人が訪れる複合施設へとコンバージョンさせ、雁木通りや町家のことを地域内外の人に知ってもらうことが大事と考えている。ここを拠点として次へ次へと町家が再生されていくようつとめる。
高田地区の遺産でもある雁木通りがなくなるのを食い止めるために、昔ながらの町家を活かし、いろいろな人が訪れる複合施設へとコンバージョンさせ、雁木通りや町家のことを地域内外の人に知ってもらうことが大事と考えている。ここを拠点として次へ次へと町家が再生されていくようつとめる。
「建築」への想い
弊社は古い建物を再生するリノベーションを得意としている。また、古いものを活かしながら、新しいデザインと組み合わせて空間を構築するようにしている。
古い建物やプロダクトは無垢のものが多く、末永く使えるものが多い。
昔の建築にならって、商品化されたものではなく、なるべく自然にあるものを使ってデザインするようにしている。
スクラップ&ビルドのような使い捨ての感覚ではなくストック&リビルドの考えで建物を末永く残していくよう考えている。
古い建物やプロダクトは無垢のものが多く、末永く使えるものが多い。
昔の建築にならって、商品化されたものではなく、なるべく自然にあるものを使ってデザインするようにしている。
スクラップ&ビルドのような使い捨ての感覚ではなくストック&リビルドの考えで建物を末永く残していくよう考えている。