木づかい建築コンペ応募作品集
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建築物データ
所在地 | 新潟県新潟市東区 |
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建築用途(種別) | 一戸建ての住宅[新築] |
延床面積 | 58.38㎡ |
木材データ | 木材使用量285.56㎥/285.56㎡ |
コンペ応募年度 | 2020年 |
応募者データ
- 名称
- ネイティブディメンションズ一級建築士事務所[設計]
- 住所
- 新潟県新潟市東区小金台7-25
- 電話
- 025-367-9698
- メール
- info@nativedimensions.link
「森や木」への想い
日本建築は在来構法であり、在来構法の良さとは柱と梁がそのまま意匠デザインとして活かせることである。そして、そこで暮らす家族は柱や梁を触り、温もりを感じながら木と共に年を取っていく。
しわの増えた夫婦と汚れて丸くなった柱の時間は、家族そのものである。
家族及び訪れた人が必ず触る玄関はレッドシダーの玄関引戸とし、「行ってきます」「ただいま」「ごめん下さい」のコミュニケーションが木のぬくもりから始まるようにしている。
また、目の見えないところにおいても木を使う。地盤改良に木杭を用いてカーボンオフセットを行った。
この住まいが長く使われる前提として、耐震等級2、ゼロエネルギー住宅としている。
しわの増えた夫婦と汚れて丸くなった柱の時間は、家族そのものである。
家族及び訪れた人が必ず触る玄関はレッドシダーの玄関引戸とし、「行ってきます」「ただいま」「ごめん下さい」のコミュニケーションが木のぬくもりから始まるようにしている。
また、目の見えないところにおいても木を使う。地盤改良に木杭を用いてカーボンオフセットを行った。
この住まいが長く使われる前提として、耐震等級2、ゼロエネルギー住宅としている。
「地域」への想い
新潟産の杉材を外壁に採用することで新潟の林業の活性化を目指す。
また、既製品の仕様を極力抑えて、大工、建具、ステンレス加工等地元の職人技術もふんだんに取り入れて地域の活性化も図る。
また、既製品の仕様を極力抑えて、大工、建具、ステンレス加工等地元の職人技術もふんだんに取り入れて地域の活性化も図る。
「建築」への想い
日本の建物の美しさは構造の美しさにあると考えている。建物全体をワンルームにし、柱と小屋組みをすべて現しにすることで、力強い空間とした。
家具の一部にも構造材を用いて、家具はスプルスの汎用パネル材で製作することで室内全体に統一感を持たせている。
全館冷暖房として、どこでも居場所になる様な自由な住まいとしたが、玄関だけは非断熱の別空間として広く取り、冬期の野菜置き場や除雪道具の一時置きなど、新潟らしい暮らしに沿った提案を行った。
家具の一部にも構造材を用いて、家具はスプルスの汎用パネル材で製作することで室内全体に統一感を持たせている。
全館冷暖房として、どこでも居場所になる様な自由な住まいとしたが、玄関だけは非断熱の別空間として広く取り、冬期の野菜置き場や除雪道具の一時置きなど、新潟らしい暮らしに沿った提案を行った。