木づかい建築コンペ応募作品集
地産の素材が守る穏やかな暮らし「村上の家」
建築物データ
所在地 | 新潟県村上市羽黒町 |
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建築用途(種別) | 住宅[新築] |
延床面積 | 67.75㎥ |
木材データ | 木材使用量11.37㎥ |
コンペ応募年度 | 2020年 |
応募者データ
- 名称
- オーガニックスタジオ新潟(株)[設計・施工]
- 住所
- 新潟県新潟市西区山田3077
- 電話
- 025-201-6611
- FAX
- 025-201-6612
- メール
- info@organic-studio.jp
「森や木」への想い
施主の地元である、村上市産の木材を多用して計画した。木材は、吸放湿性に優れ、肌触りがよく経年変化も美しい。
また、加工の仕方によって様々な用途に対応できる。室内外で仕上げ方を変えることにより、木の表情や肌触りを楽しめるよう配慮した。村上市は広い森林を有し、林業就業者も多い。地産材の活用は、森林保護の観点だけでなく、地域経済への貢献にもつながると考える。
また、加工の仕方によって様々な用途に対応できる。室内外で仕上げ方を変えることにより、木の表情や肌触りを楽しめるよう配慮した。村上市は広い森林を有し、林業就業者も多い。地産材の活用は、森林保護の観点だけでなく、地域経済への貢献にもつながると考える。
「地域」への想い
かつての城下町である村上市の美しい街並みになじむよう、伝統的に使用されている安田瓦屋根と杉板外壁を採用した。
床材は村上市内の製材業者が製作、建具も新潟の職人が製作し、地域経済の振興だけでなく技術継承にもつながるよう願いをこめた。地域で仕事を増やし技術を継承していくことは、長い時を使用されていく建物にとってメンテナンスのためにも重要なことだと考える。
床材は村上市内の製材業者が製作、建具も新潟の職人が製作し、地域経済の振興だけでなく技術継承にもつながるよう願いをこめた。地域で仕事を増やし技術を継承していくことは、長い時を使用されていく建物にとってメンテナンスのためにも重要なことだと考える。
「建築」への想い
伝統的なデザインに敬意を払い、低く深い軒と自然な黒色に塗装した杉板外壁で外観を計画した。
窓からは近隣の桜やお城山の遠景をのぞみ、村上の豊かな環境を享受できる。
内装には柿渋染めした小国和紙を、外構には新潟県産の自然石を採用し、地産の素材によって全体をデザインした。
伝統に学びつつも、Ua値0.36の超高断熱住宅とし、環境負荷をおさえつつ快適に過ごせるよう配慮した。
未来へと地域のデザインを継承していくモデルになればと思う。
窓からは近隣の桜やお城山の遠景をのぞみ、村上の豊かな環境を享受できる。
内装には柿渋染めした小国和紙を、外構には新潟県産の自然石を採用し、地産の素材によって全体をデザインした。
伝統に学びつつも、Ua値0.36の超高断熱住宅とし、環境負荷をおさえつつ快適に過ごせるよう配慮した。
未来へと地域のデザインを継承していくモデルになればと思う。